MACHINE

設備紹介

オーダーメイドの“ものづくり”を支える、各種設備が充実。

鉄をはじめ、ステンレスやアルミなど様々な材質の鋼材加工を得意とする当社。
磨いた技を表現する各種設備から、最適なクオリティの製品を加工・製作しています。

3Dレーザーヘッドによる高精度加工が、高品質&高い生産性を実現。

2021年に新工場のメイン設備として導入した、山崎マザック社製の形鋼用3Dレーザー加工機は最大12mの形鋼・長尺パイプを全自動で加工できます。高品質なファイバーレーザーに搭載された3次元レーザーヘッドが複雑な形状の加工に対応。加工中の変形や振動を機器に取り付けられた様々なサポーターが抑え、高精度加工を実現します。従来のレーザー加工機では難しかった軟らかな鋼材も高速で切断でき、パイプとパイプの間を隙間なく接合可能です。

また、搬送~切断~開先加工~ボール盤穴あけ~タップ加工~パンチング穴あけまでの全工程を、1台で完結。ホゾミゾ加工や曲げ折り工法の活用による工程の簡略化から、従来工法よりも生産性を向上させるとともに、寸法出しや仮付け溶接などの溶接工程の作業も不要となるため、生産リードタイムの大幅短縮を実現しました。こうした充実の各種機能を活かして省人化を図りつつ、高精度・高品質・高生産性の“三高”も兼ね備え、コストパフォーマンスに優れたものづくりでお客様の多様なニーズを充たします。

世界レベルの品質を誇る、ドイツ生まれの2Dレーザー切断機。

イワセ工業では、ドイツの工業用レーザー機器メーカー『TRUMPF(トルンプ)』社製の平板用2Dレーザー切断機『TRUMATIC』シリーズを導入しています。世界的に評価の高い同社のレーザー加工機のなかでも、同シリーズは同社世界最多販売実績を誇ったベストセラーシリーズ。レーザーヘッドが加工領域を移動する光軸移動により、対象の素材や金属を動かさず正確かつ短時間での切断が可能です。

切断方法は、クイックチェンジカッティングヘッド方式を採用。異なる焦点のレンズ交換作業が秒単位で行え、段取り作業を軽減します。その他、超高速・高精度の位置決めおよびピアシングなど、生産性の向上につながる様々な機能を搭載。

2Dレーザー切断機は、レーザーが定着する少し前のタイミングに導入を決め、他社に先駆けいち早く稼働。その分、多くのノウハウを蓄積してきました。今もなお当社の主力機器のひとつとして活躍しており、経験を積んだ熟練の技術者が高難易度の加工を担っています。

熟練のスキルが活きる。精緻な加工を実現するプレスブレーキ。

鋼材加工の必需品となるプレスブレーキは、KOMATSU社製とアマダ社製をはじめとした複数の機器を導入。2mなど標準的なサイズはもちろん、8mの長尺サイズの鋼材も加工可能です。また、当社では強いパワーを持つプレスブレーキを導入しているため、厚い鋼材の折り曲げ加工にも対応できます。

プレスブレーキも平板用2Dレーザー切断機同様、導入からの長い時間を経て加工スキルを着実に向上して参りました。確かなスキルを持つ技術者が、お客様から寄せられる高難度の要望に高精度の加工でお応えするとともに、作業効率も重視しスピーディに加工。コストパフォーマンスを考慮した最適な品質の製品を提供します。

私たちの強みである“オーダーメイドのものづくり”を技術者たちが確かな技術で具現化し、加工における様々な課題を日々解決します。